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Top2008年05月04日 »

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葉酸は読んで字のごとく「葉の酸」と書きます。そもそも葉酸の名前の由来は「folium=フォリウム」というラテン語で「葉」を意味する言葉からきています。その名の通り植物に多く含まれています。葉酸はまた、ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれ、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質でもあります。プテリジンという物質にパラアミノ安息香酸とグルタミン酸が結合した構造を持っています。葉酸は1941年、乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見されました。「folium」から葉酸 =folic acidです。葉酸は体内で還元を受け、ジヒドロ葉酸を経た後、テトラヒドロ葉酸に変換され、補酵素として働きます。葉酸はほうれん草や大豆などに多く含まれ、人体の中で葉酸が欠乏すると、DNAの合成障害を原因とする悪性貧血がおこりやすくなったり、食欲がなくなったり、口内炎や下痢などの症状がでやすくなります。 妊娠中に減少するとつわりがひどくなりやすいなどの症状が現れます。また、その他にも欠乏症症状として狭心症・心筋梗塞・脳梗塞などの心血管系疾患、脳卒中、末梢神経障害、抑鬱状態・認知症、結腸癌・白血病などのリスクが高くなります。いかに葉酸が重要な物質であるか、おわかりいただけるかと思います。

神経管閉鎖障害とは、どのようなな疾患でしょう。神経管閉鎖障害とは、脳や脊髄などの中枢神経系のもととなる神経管が作られる妊娠の4~5週ごろに起きる先天異常です。我が国では、出生した赤ちゃん1万人に対し約6人の割合でみられます。神経管の下部に閉鎖障害が起きた場合、これを「二分脊椎」といいます。二分脊椎の起きた部位では、脊椎の骨が脊髄の神経組織を覆っていないため、神経組織が障害され、下肢の運動障害や膀胱・直腸機能障害がおきることがあります。神経管の上部で閉鎖障害が起きると、脳が形成不全となり、これを「無脳症」といいます。無脳症の場合、流産や死産の割合が高くなります。こうした危険から厚生労働省は2000年、二分脊椎症など先天性神経管閉塞症の防止しようと、妊娠適齢期の女性すべてに対し、緑葉野菜や豆類など葉酸を多く含む食品を食べ、1日に400μgの葉酸を摂取するよう勧告しました。

葉酸は妊婦に重要です。では、そもそも妊娠とは何か、昨今は小学生でも知っている「妊娠」ですが、改めて考えてみましょう。まず男性と女性が愛し合い、卵子と精子がいくつかのハードルを越えて結ばれ、その結果、妊娠するわけですが、そのメカニズムには神秘的なものを感じさせられます。科学的には 1. 脳の下垂体から指令が出てホルモンが分泌され、卵巣の中の卵胞が成熟し、その中から卵子が飛び出してきます。それを卵管采がうまくキャッチし、卵管に取り込まれます。2. その前後に男女の性交です。精子(約3~5億個)がいっせいに子宮、卵管へと進んでいきます。3. 精子は卵管膨大部という場所で卵子と出合い、卵子の中に入ろうとします。卵管までたどり着くことができる精子は100個くらいです。4. 精子がうまく卵子の細胞膜を破って中に入ると、卵子の表面に膜ができて、卵子と精子が結合します。これが受精です。5. 受精卵は2個、4個、8個と倍々に細胞分裂をくり返しながら、2~3日かけ、卵管の繊毛運動と卵管内の繊毛の働きにより子宮へと送られていきます。6. 子宮では卵胞ホルモンと黄体ホルモンの作用で子宮の内膜が厚くやわらかくなっています。ここに栄養も蓄えられています。受精卵が子宮の内膜にもぐり込み、着床しますと妊娠が成立するわけです。受精から着床まで約6~10日です。さて、葉酸についてですが特に気をつけるべき妊婦の葉酸不足です。妊娠初期(約4~12週)は、胎児の細胞分裂がとても活発な時期であり、もし、この時期に葉酸が不足すると、胎児に影響が出るリスクが増加します。代表的な影響として、胎児の脊椎が二つに分かれてしまう二分脊椎があるわけです。

スーパーやコンビニへ行くとしばしば目にする「ネイチャーメイド」のコーナー。美しいラベルが目につきます。そもそも「ネイチャーメイド」とはファーマバイト社が厳しい品質管理のもと、自社工場で製造し、日本の大塚製薬が輸入・販売している製品です。日本の食品規格に合うように内容成分や原料を吟味してあります。着色料、保存料を一切使用していないのが特徴です。つまりNature Made の名のとおり、着色料、保存料など余分なものを一切加えず、栄養素をたっぷりと詰め込んだサプリメントという意味を含んでいます。開発背景として、バランスの良い食生活による健康管理が基本ですが、現代社会はライフスタイルの多様化によって自分に大切なビタミン・ミネラルが食事から十分に補えないのが現状です。ネイチャーメイドは不足しがちな栄養素をライフスタイルに合わせてサプリメントで手軽に摂取してもらおうという考えのもと日本に導入されました。ビタミンB郡のひとつである葉酸も、もちろんネイチャーメイドで摂取できます。いつも買い物のたびに気になりつつも素通りしていたネイチャーメイドのコーナー。一度商品を手にとってみてはいかがでしょう。

葉酸を食事によって摂取するには、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜やレバーなどが有効です。しかし葉酸は水に溶けやすく、かつ熱に弱い性質のため、例えば白菜に含まれる葉酸の量を、生の状態と10分煮た後とで比べた場合、わずか10分の1にまで減少してしまいます。日本人の成人が必要とする1日あたりの葉酸の摂取量は200μg。これを仮にほうれん草で摂ろうとすると約1.6束必要です。これは量的にはかなり多く、普通の人には難しいでしょう。近年、女子大生を対象に行われたアンケートの結果では、葉酸が十分にれている人は全体の35%。さらに、妊娠前~妊娠初期に必要とされる摂取量(400μg)が摂れていたのは、157人中わずか2人という結果でした。そのため、厚生労働省も2000年にサプリメントを使ってでも、葉酸を摂取する様に呼びかけています。最近では各種サプリメントや健康補助食品にも葉酸を含むものが多いので、食事以外にも効率よく摂取できます。

葉酸とビオチンはどちらもビタミンB群の仲間です。そもそもビオチンとは、D-(+)-cis-ヘキサヒドロ-2-オキソ-1H-チエノ-(3,4)-イミダゾール-4-吉草酸のことです。ビタミンB群に分類される水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB7とも呼ばれますが、欠乏症を起こすことはまれです。1935年、オランダのケーグルによって卵黄中から発見されました。酵母の増殖に必要な因子であるビオス の1成分として研究されたためにこの名がつきました。古くには、マウスを用いた動物実験において、生卵白の大量投与によって皮膚に生じる炎症を防止する因子として発見されたことから、ビタミンHと呼ばれたこともあります。また、生体内において果たす役割から補酵素Rと呼ばれることもあります。一日の摂取目安量は、成人で45μg。腸内細菌叢により供給されるため、通常の食生活において欠乏症は発生しません。多く含む食材には酵母、レバー、豆類、卵黄などがあります。しかし国内で未だ知名度の低いビオチンは日本食品成分表に掲載されておらず、その摂取基準が曖昧です。第六次改定・日本人の栄養所要量によれば、成人男女の基準は30μgです。ビオチンの利用効率は食品によりかなり異なり、特に、小麦中のビオチンはほとんど利用されません。摂取過剰による障害は知られておりません。抗生物質の服用により腸内細菌叢に変調をきたすと欠乏症を示すことがあります。また、ビオチンは卵白中に含まれる糖蛋白質の一種、アビジンと非常に強く結合し、その吸収が阻害されるため、生卵白の大量摂取によっても欠乏症を生じることがあります。この場合のビオチン欠乏症を特に卵白障害と呼びます。1日あたり10個以上の生卵を食用し続けると卵白障害に陥る可能性があります。欠乏症状としては、白髪、脱毛、湿疹あるいは炎症など皮膚症状、皮膚や粘膜の灰色退色や落屑、結膜炎、筋肉痛、疲労感、食欲不振、味覚異常、血糖値上昇、不眠、神経障害などがあります。また妊娠中、ビオチンの欠乏状態に陥った母体の胎児に、高い確率で奇形が誘発されることが報告されています。その主なものとしては、口蓋裂、小顎症、短肢症などです。しかし、その詳細なメカニズム等に関してはほとんど明らかにされておりません。卵に含まれるタンパク質アビジンは、ビオチンを非常に強く結合するために標的分子にビオチンを結合して目印とし、これをアビジンで検出する方法が用いられています。生化学の研究用試薬、あるいは癌などの検査用試薬、モノクローナル抗体と制癌剤を結びつけ、癌細胞のみを直撃するミサイル療法製剤への適用など応用されています。

葉酸は抜け毛、肌荒れ、胃腸障害の他、免疫力の低下にも効果があるといわれています。ここでは抜け毛について詳細を見てみましょう。テレビでもしばしば見かける育毛剤やカツラのCMですが、最近抜け毛が多いと気にしていても、実は正常な抜け毛の本数だったという事があります。1日に抜ける抜け毛の本数は1年を通して平均すると、毎日80本前後の髪が抜けています。秋には1日120本前後もの髪が抜けてます。抜け毛が増えたかなと思うのは秋・冬が多いのはそのためです。こんなに抜けて大丈夫なのと不安に思うことでしょう。しかし、毎日抜け毛と同じ本数だけ、髪は生えてきていますので、髪の本数は変わらないのです。では正常な本数の抜け毛で、髪が薄くなるのは何故でしょう。それは、食生活の乱れや睡眠不足も関係していますが、ヘアケア製品に問題があります。ヘアケア製品に添加されているコート樹脂が毛穴を塞ぎ、髪が生えにくい状態になっている事が多いのです。抜け毛の数が1日80本あるなら、80本髪が生える頭皮を作る事が大切なのです。仮に1日に80本の抜け毛があったとして、生えてくるのが50本ならば毎日30本髪の毛が減っていきます。脱毛の前兆についてですが、髪が細くなるのは抜け毛の前兆です。男性は20代、女性は30代から、徐々に髪は細くなっていきますのが自然な事です。しかし数年で急激に髪が細くなってきた場合、抜け毛の兆候ですので注意が必要です。また頭皮が匂うのは抜け毛の前兆です。頭皮に細菌が繁殖してくると、匂いが発生します。髪や頭皮が湿ったままの状態で生活をしていると、このような状態になるのですが頭皮に細菌が繁殖することは、頭皮環境として良くない事なのです。ですから清潔な頭皮環境を作るようにしましょう。またフケが出ることでカユミを覚え、頭皮を引っ掻く事によって頭皮に傷を付けてしまい、抜け毛に繋がる事があります。頭皮への刺激によるフケが発生した場合等は注意が必要ですが頭皮がアルカリ性から弱酸性の健康な状態に変化する事で毛穴に溜まっていた老廃物を押し出し、フケが発生する場合もあります。これは問題ありません。

食品アレルギーといえば卵アレルギーやそばアレルギーなどを思い浮かべる事が多いと思います。そもそも、食品アレルギーとは食べ物が原因でアレルギー症状を起こすことです。 こうした現象は古くから知られており、古代の科学者ルクレチウスは、「ある人にとっての食べ物は、他の人にとっての毒となる」と表現しています。歴史的にはよく知られていた食品アレルギーが、学問的に研究され始めたのは、1900年以降のことです。その中でも、特に注目されはじめたのは、この30年ほどなのです。食品アレルギーの仕組みですが、食物が腸管である程度消化、分解された後、それが抗原となって吸収され、抗体を作った結果引き起こされるです。食品アレルギーが、ここ何十年かで特に注目されてきたことと、現代の食生活の変化は大きく関係しています。つまり乳幼児の人工栄養児=母乳ではなく、ミルクで育てていること=が増えてたり、 動物性食品、特に動物性タンパク質の摂取量が増加したり、食品添加物など、食品本来の成分以外のものを摂取する機会が多くなってきていることがその原因と言えます。食生活を豊かにしようとする試みが、逆に食品アレルギーを引き起こす「もと」も作っていたのです。現代では明らかに食品アレルギーが増加の傾向にあると言わざるを得ません。また、食品アレルギーによって、幼少時からアトピー性皮膚炎などに罹る子供は、その後も引き続き他のアレルギーも引き起こすことが多いことも分かっています。これがアレルギーは食品アレルギーにはじまると言われる由縁なのです。そこでぜひおすすめしたいのが葉酸です。葉酸には抗アレルギー効果のみならず、抗癌作用や、免疫改善効果などもあると言われています。科学は進化していく以上もとには戻らない、否戻れないのです。科学がもととなる疾患には葉酸サプリメントのような「化学」で対抗するというのも、一つの考え方であると言えるでしょう。

葉酸は水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。その重要性から、厚生労働省は2000年、二分脊椎症などの先天性神経管閉塞症の防止のために、妊娠適齢期の女性すべてに対し、緑葉野菜や豆類など葉酸を多く含む食品を食べ、1日に400μgの葉酸を摂取するよう勧告しました。400μgでそれらの疾患の発症率が約70%下がると言われています。当時、このニュースをマスコミもいっせいに報道をし、一時はかなりの認知度を得たわけたですが、その後、ほとんど報道されなくなってしまいました。結果として現在の女子高校生の認知度はかなり低く約3%といわれています。(2004/8/1発行の日経新聞参照)日本人の特性と言われる、熱しやすく冷めやすい性格のため、そのような状態でしたが、しかし、最近盛り上がりを見せる健康ブームによって各健康食品同様、葉酸の必要性も再認識されてきているようです。

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葉酸はサプリメントで

葉酸はその名の通り植物に多く含まれています。体内で葉酸が不足すると健康に影響がでます。悪性貧血、食欲不振、口内炎、下痢、妊娠時のつわり、狭心症、心筋梗塞などなど、人体にさまざまな影響を及ぼします。もともとは、乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見されました。


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