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葉酸と心血管系疾患:狭心症

葉酸には心血管系の疾患に対する予防効果があると言われています。ここでは狭心症について見てみましょう。そもそも狭心症とはなんでしょう。心臓は心筋という筋肉で部屋を作り、そこで貯まった血液を心筋が収縮し全身に血液を送り出しています。心臓自身も筋肉ですから血液の供給が必要です。この心臓に血液を供給する動脈を冠動脈と言います。そして、冠動脈に動脈硬化が起こり動脈が細くなり心筋の一部に充分な血液が行かなくなった状態が狭心症です。症状としては胸痛が主です。胸骨の後ろにしめつけられるような、あるいは圧迫される様な痛みで、重いものを持ったり階段を登った時、または情動により誘発され、安静により数分で消失します。胸痛の持続時間が1分以内や15分以上のものは狭心症ではありません。また、数分で消失してしまうため、医院受診が遅れてしまう事がしばしばあります。診断としては心電図から判断します。胸痛時の心電図で特徴的な所見が認められます。しかし、注意しなければならないのは、病院で心電図検査を受ける時には胸痛は消失している事が多く心電図は正常と判断されることです。 普段の心電図が正常でも狭心症でない保証はありません。そこで、症状を訴えた患者さんに負荷心電図を行い、虚血性ST低下が認められれば狭心症を疑います。治療は薬物療法、カテーテルを用いた経皮的冠動脈形成術、冠動脈バイパス術です。冠動脈硬化を起こしやすい状態に、高血圧・高脂血症・喫煙・糖尿病などがあります。これらを有する人は要注意です。予防としては一般的な生活習慣において適度な運動、禁煙、塩分やカロリーの取り過ぎに注意することです。もちろん葉酸を含む野菜類やサプリも有効です。

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