葉酸がその効果を発揮する疾患としてインフルエンザがありますが、さて、インフルエンザの治療についてです。インフルエンザ「そのもの」に対する治療としては抗インフルエンザ薬しか無いのが現状です。その効果は根本的なものではなく、発症後早期(約48時間以内)に使用しなければ効果が無いと言われています。インフルエンザの治療薬として認められているものを挙げますと、まず、オセルタミビル(商品名:タミフル - ロシュ/中外製薬)=これはノイラミニダーゼ阻害薬です。カプセルとドライシロップがあります。適用上、A型・B型両方に使用可能だですがその根拠となる文献によるとB型のインフルエンザ患者はわずか3%程度しか含まれていないそうです。オセルタミビルの臨床効果として、平均治癒期間を4.9日から3.6日に29.1時間短縮し、因果関係は不明ですが、未成年者において異常行動例が報告されています。次にザナミビル(商品名:リレンザ-グラクソ・スミスクライン)=ノイラミニダーゼ阻害薬です。吸入薬として使用。A型・B型両方に効果があります。そして
アマンタジン(商品名:シンメトレルなど)、これはA型のみの効果であるので注意が必要です。M2蛋白阻害薬です。なお、この薬は脳梗塞後遺症やパーキンソン病にも効果があります。薬物療法の次に対症療法を見てみましょう。1、暖かい場所で安静にして、水分を十分に摂る。空気の乾燥に気をつける。特に体を冷やさないこと、のどの湿度を保つことが重要。2、外出は避ける。うつす/うつされる機会をなるべく減らすことが大切。3、インフルエンザウイルスは熱に弱いので、微熱はあえてとる必要はない。熱が高く苦しい場合などには適宜、解熱剤を使用する。4、食事が摂取できないなどの場合は補液(輸液)が必要。以上です。
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葉酸とインフルエンザ、その治療
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