私たちの体に重要な役割を持つ葉酸ですが、1931年に悪性貧血に有効とされる肝臓エキスと酵母エキスに関して発見されました。その後、ほうれん草や大豆などに多く含まれていることがわかりました。人体の中で葉酸が欠乏すると、1. DNAの合成障害を原因とする悪性貧血がおこりやすくなる。2. 食欲がなくなったり、口内炎や下痢などの症状がでやすくなる。3. 妊娠中に減少するとつわりがひどくなりやすい。などの症状が現れます。また、その他にも葉酸が不足すると、1. 狭心症・心筋梗塞・脳梗塞などの心血管系疾患 2. 脳卒中、3. 末梢神経障害 4. 抑鬱状態・認知症 5. 結腸癌・白血病などのリスクが高くなります。これらの疾患は現代の日本で問題になっている成人の三大死因とも密接に関わっており、いかに葉酸が重要な物質であるかがおわかりいただけるかと思います。
